2017年9月14日木曜日

北米からメキシコまで跳ぶ!絶滅危惧種のMonarch Butterflyを救え!



こんばんは!
めぐぺ。です。


昨日紹介したこの本も、無事読了。

あとがきを読んでいてふと見つけたのは、日本語にもよく使う「傷口に塩を塗る」の英語版でした(笑)!


こういうのも、私が英語を好きな理由だったりします。
意外と同じようなことを英語でも日本語でも言うんだな〜と思うと嬉しくなるんです。

詳しい表現については、後ほどご紹介しますね。


ところでこれ、なんだかわかりますか?⬇⬇⬇


虫がキライ!という人には、あまり嬉しくない写真かもしれないので申し訳ありません!

この子達は、Monarch Butterflyといって、日本語ではオオカバマダラという名前のチョウの幼虫なんです。


現在、ホストマザーのおうちで絶賛育成中なのですが、milkweed(トウワタ)という葉っぱをちぎったりするとミルクのような液の出るものが好きで、葉っぱの裏側から覗いてみると、たくさん見つけることができます。

おうちのポーチに幼虫達のおうちが作ってあるのですが、ちょうど今がシーズンらしく、今日の夕方は大小含めて13匹も発見!新たにおうちにお迎えしました。


彼らは卵から出たばかりの時は、米粒くらいの小さな体なのですが、milkweedを食べ続けることによって5センチくらい?(目分量ですが)にまで大きくなります。

その後、アルファベットのJのような型に体を丸めて動かなくなり、しばらくするとさなぎになり、最後は美しいチョウに変身します。


さなぎは、きれいな淡いグリーン色をしていて、ところどころにゴールドのドット模様がついています。

チョウになる直前に、このグリーン色が黒色に変わり、いよいよさなぎからつやつやした黒とオレンジ色のチョウになって出てくるのですが(それ以外の配色もあり)、羽が乾くまでしばらく(半日くらい)かかるそうです。

いくつかチョウの姿を見かけましたが、本当にきれいでした。


彼らはあの小さな体で、北米からメキシコまで飛んで行くんですって!

すごい体力ですよね。

しかも、親は卵を産むと死んでしまうので、一生自分の子供に会えることはありません。子も自分の親を一生知ることはありません。

でも、本能で親の意志をついで長い旅に出るんだそうです。
なんだかロマンを感じませんか?


一体なぜこんな話をしているのか?


それは、

ホストファミリーがオオカバマダラの保護をしているから、

です。


実は絶滅危惧種になっているということで、少しでも多く自然に返してあげたいと4年程前から活動しているんだそう。

動物の保護はホストマザーもライフワークにしていることなのですが、近く、ホストファーザーが近所の小学校の理科の授業でプレゼンすることになっているというのだから、彼らの活動力には頭が下がります。


私は面白がって幼虫探しをしているだけですが、少しでも多くの人がこの活動に興味を持ってくれるようになり、より多くのチョウが育ってくれるのを祈るばかりです。

私はいつも、2日もすると自分がどこから来ていたのか忘れる習性があるのですが、普段日本ではなかなか体験しないようなことがあたり前の場所にいるんだなと思うと、とても不思議な感覚におそわれます。

久々の里帰りは英語だけでなく、違った意味でも新たに学ぶ日々です。



今日覚えた表現

don't rub salt into one's wounds
(〜の)傷に塩を塗るな

■覚えたというよりは、日本語と同じ表現をするんだな、とある意味納得した表現でもあります。

難しい単語をたくさん知っているのもありですが、聞き慣れた言い回しを英語でどう言うのかを知っておくと、会話に奥行きが出るのでおススメです。


今日は、朝からフル活動でした。明日もホストファーザーについて朝から出かける予定。今度はどんな新しい発見ができるのか!?楽しみです。






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