2017年7月23日日曜日

英語上達のカギは「今できない自分」にショックを受けないこと



こんばんは!
めぐぺ。です。


さて、昨日PRESIDENT onlineで見つけたのがこちらの記事。まずはさらっと読んでみてください。

●PRESIDENT onlineの記事
言いづらい本音「英字新聞は全部読むな」


イーオンの社長の方が、様々な方と英語について対談するシリーズ。時々チェックしているのですが、今回もなかなかおもしろいことが書いてありました。

例えば、

「ちょっと英文が読めるようになるとわかったと思ってしまう」
「難しいものに手を出したがる」
「とにかく無理をしてでも全部読もうとする」

など。心当たりのある方、いらっしゃいますか?


英字新聞を読む人のクセ?

まず、「ちょっと英文が読めるようになるとわかったと思ってしまう」のは、読めるから使えると思ってしまうということなのですが、TOEIC990点でも会話はあまりできない人もいるというのと似ているでしょうか。とくに今までのTOEICは読む、聴くがメインで4技能すべてのスキルは問われていませんでしたが、「TOEICの点数が高い=英語ペラペラ」というイメージを持たれることが多かったかも。読むのは得意でも、そこから話を発展させたり仕事で使えるか?というとそうではないこともあるので、焦らず全体的にスキルを伸ばしていきたいところです。

次の、「難しいものに手を出したがる」というのは、とにかく難しければ難しいほど燃える(萌える?)ということでしょうか。クイズでも、難しい問題をクリアできた時はすごく達成感を感じますよね。それと同じで、どんどん難易度の高いものに突き進んでいく、、、気持ちはわからなくはないですが、いくら難易度の高いものを読めても、実際に使いこなせなければ意味がないということ。もちろん、読めることはスバラシイことですが、英語力もバランスが大切なので難易度を上げることだけを重視するのではなく、上記と同じく全体的なスキルを伸ばすことを意識したいですね。

*ちなみに、問題集を選ぶ時は、スキルをアップさせる目的で「今の自分よりも少し上だと感じるもの(もしくは1番難しいと感じるもの)」を選ぶようにおススメしていますが、ちょっと方向性が違いますのでご注意を。


最後の、「とにかく無理をしてでも全部読もうとする」については、先だって7回目の経過報告をした『Homo Deus』の記事の中でも紹介した、多読を目指す時のポイントが参考になりそうです。この中で、
"楽しくもないし、有益にも思えない本を頑張って最後まで読もうとするよりも、次の本に移ったほうがいい"
とあります。自分が本当に楽しめる本を読むべきだ、と。

皆さんも、小難しい小説には興味がわかないけど、大好きなマンガなら1日中でも読んでいられる!ってことありますよね?対象が、本でも記事でも同じこと。無理してでも全部読もうとするのは、「(書かれている記事を)全部読まない」、もしくは「読めない」ことに対する変な罪悪感を感じるのかもしれませんが、面白くないものは面白くないのです。そこは自分の直感に従うべき。面白くないと思っているのを無理に読んでつらくなるくらいなら、早々に好きなものに移ってしまう方がよほど身につくということです。

多読を目指す人に送る25の秘訣


自分の英語に何を望むのか

最終的に、どのレベルを目指すのか明らかにすべきというお話があります。こちらの動画に共通するところがあるかもしれません。


何度も書いていますが、「自分が目指す英語はどんなものなのか?」をクリアにすることは、とても大切。ただなんとなくぼやーっと勉強するのと、こうなりたい!と思って勉強するのとでは、やはり上達にも差が出てきます。

例えば、

海外旅行で使えるレベル
映画や海外ドラマの英語がそこそこわかるレベル
海外の友達と深い話もできるレベル
テストでいい点取れるレベル
仕事でバリバリ使うレベル

などなど、考えてみるといろいろありますよね。


自分が望むものがどんなレベルでも構いませんが、「自分がほしい英語=目標」がはっきりわかると、やるべきことも変わってきます。なかなか上達しないという場合は、この目標がグレーなことが多いです。もしかしたら自分かも?と思った人は、今一度自分がほしい英語はどんなものか?をじっくり考えてみましょう。思いついたことを書き出してみると、頭の中を整理しやすくなりますよ。


まとめ                              

いかがでしたか?

今回は、PRESIDENT onlineの記事を取り上げてみました。記事を読んで感じたのは、自分自身を含めて、「できない自分」に対するショックって結構大きいのかもしれないということ。でも、今はできなくても、その先にはできている可能性は大いにあるので、現時点で「できない自分」を否定するために無理をするのはやめましょう。それよりも、自分が目指すところをクリアにして、そこに向かって一歩一歩進む方が近道です。

まさにそこで悩んでた!という方は、ぜひ「自分の英語に何を望む?」「自分の英語で何をしたい?」と問いかけてみてくださいね。





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